AIで作った「アイコン」をWebサイトで使うと超絶不便な理由
「自社のホームページ(Webサイト)で使う、『サービス特徴』のアイコンをAIで作った!」
「デザインに統一感があってすごく綺麗。さっそくサイトに貼り付けよう!」
Webサイトをリニューアルする際、機能や特徴を直感的に伝える「アイコン」は非常に重要です。
AIを活用すれば、サイトの世界観に合ったオシャレなアイコンセットを簡単に生成することができます。
しかし、AIが出力したアイコン画像(JPGやPNG)をそのままWebサイトに組み込もうとすると、
現代のWebデザインにおいては「使い勝手が悪すぎる」「超絶不便」という致命的な欠陥に気づくことになります。
今回は、AIアイコンをWebで使う際の罠と、解決策である「SVG(ベクター)化」について解説します。

罠1:マウスを乗せても「色が変わらない」
現代のWebサイトでは、ボタンやアイコンにマウスを乗せた時(ホバー時)に、色がフワッと変わったり、少し動いたりするアクション(CSSアニメーション)をつけるのが当たり前になっています。これはユーザーに「ここが押せますよ」と伝えるための重要なUI(ユーザーインターフェース)です。
しかし、AIが生成したアイコンは「1枚の動かない絵(ラスター画像)」です。
プログラム(CSS)側から「マウスが乗ったら赤色にして」と指示を出しても、1枚の絵であるPNGやJPGの色を自由に変えることはできません。 無理やり実装しようとすると、「青いアイコンの画像」と「赤いアイコンの画像」の2枚を用意して切り替えるという、非常に古くて面倒な手法をとるしかありません。
罠2:「ダークモード」に対応できない
今のスマートフォンやパソコンは、ユーザーが画面を黒っぽくする「ダークモード」を設定できるようになっています。 優れたWebサイトは、ユーザーの設定に合わせて背景が黒くなった時、文字やアイコンの色を自動的に「白」などに反転させます。
しかし、これも罠1と同様に、PNGやJPGの「画像」では、サイトの背景色に合わせて自分の色をプログラムで自動変化させることができません。黒い背景の上に、見えにくい黒いアイコンがそのまま表示されてしまうといった不具合が起きます。
罠3:スマホの高画質ディスプレイでぼやける
最新のスマートフォン(iPhoneのRetinaディスプレイなど)は非常に高精細です。
小さなアイコンのPNG画像をそのまま表示させると、画面のピクセル密度が高すぎるため、輪郭がモヤッとぼやけて見えてしまい、サイト全体が「少し古い・安っぽい」印象になってしまいます。
解決策:プロによる完全な「SVG化(パスデータ化)」
これらの問題をすべて一挙に解決する、現代のWebデザインの標準フォーマットがあります。
それが「SVG(Scalable Vector Graphics)」という形式です。
SVGは、画像でありながら中身は「点と線の座標を記述したテキストコード(プログラム)」でできています。 AIが作ったPNGのアイコンを、プロのデザイナーがIllustrator等で手作業でなぞり直し(トレースし)、この「SVG形式」に変換することで、魔法のようなメリットが生まれます。
- CSSで自由自在に操れる
コードでできているため、Webエンジニアが「マウスが乗ったら赤にして」「ダークモードなら白にして」とCSSで1行書くだけで、アイコンの色を一瞬で自由に変更できます。 - 無限の解像度
ベクターデータなので、スマホの高精細ディスプレイで見ても、巨大なモニターで見ても、絶対にぼやけず、エッジが極限までシャープに表示されます。 - データが極めて軽い
テキストコードなのでデータ容量が非常に軽く、Webサイトの表示速度(SEOにも影響)を向上させます。
Web用アイコンの「SVG化」はお任せください!
AIは素晴らしいアイコンの「原案」を作ってくれますが、それを現代のWebサイトで快適に動作する「UIパーツ」にするには、人間の手によるSVGデータ化が必須です。
「AIで作ったこのアイコンセット、Webサイトで色を変えたり綺麗に表示できるようにデータ化してほしい!」
そんなご要望は、AIデータ清書サービス「Seisho Ai」にご相談ください。
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