【制作事例】AI画像をA1ポスター印刷用の完全データへ変換(コインランドリー販促用)
「AIを使って、とてもクオリティの高いポスター画像が生成できた!」
「この画像をそのままA1サイズの特大ポスターにして、お店に掲示したい」
今回ご紹介するのは、そんなご要望から『Seisho Ai』をご利用いただいたお客様の制作事例です。
AIで生成した魅力的な画像を、プロの技術で「A1サイズの高画質印刷データ」へと変換し、さらに実務で使えるように各要素をカスタマイズした事例を、Before/Afterを交えて詳しく解説します。
1. お客様からのご相談内容(Before)
今回のお客様は、コインランドリーを運営されているMOS・CO株式会社。
【お持ち込みいただいたAI画像とご要望】
- スマホ決済アプリを訴求するクオリティの高いAI画像(1枚絵)。
- 用途: A1サイズ(594 × 841 mm)でのポスター印刷。
- ご要望:
- 画像内の「右上ロゴ」「中央のQRコード」「右下のQRコード」の3箇所を、自社で用意した実物のデータに差し替えてほしい。
- A1サイズで綺麗に印刷できるよう、解像度を上げてほしい。

一見するとそのまま印刷できそうな素晴らしい画像ですが、印刷のプロの目線から見ると、実務(ビジネス)で使用するには2つの大きな課題が隠れていました。
2. プロの視点:AI画像に隠れた「印刷・実務上の課題」
画像を拝見し、課題に対して弊社では下記を対応させていただきました。
課題①:A1サイズに拡大すると「ガビガビ」になる
お送りいただいた画像の解像度(サイズ)のままA1サイズに無理やり引き伸ばすと、人物の顔や文字の輪郭がモザイク状に荒れてしまいます。 また、印刷会社の断裁時に必要な「塗り足し(3mm)」の余白がないため、このままでは印刷所のエラーで弾かれてしまいます。
課題②:AIが描いた「偽物のQRコード」
中央・右下に、AIが生成した「実在しないQRコード」が生成されていました。
読み込めないため、実際にポスターにしても使用することができません。
課題③:ロゴの文字化け
ポスター右上に、AIが生成した「ロゴ」が文字化けしていました。
ロゴは企業・サービスを認識するために重要な要素です。
ここが崩れていると信用性の低下につながるため、適切なロゴと差し替える修正を行いました。
【対応内容】 上記の課題をクリアするため、「AI高画質化によるA1サイズへの最適化」に加え、「左下のQRコード・ロゴを差し替える」対応を含めた再構築をさせていただきました。
3. 実際の作業プロセスと納品データ(After)
お客様と合意した内容に基づき、以下のステップで「完全入稿データ」を作成しました。
STEP 1:不要な要素の完全消去(Photoshop)
まずは、差し替える予定のQRコードや右上のダミーロゴ、そして左下の「偽物のQRコード」を、Photoshopの生成塗りつぶしを用いて綺麗に消去しました。文字の後ろにある複雑なネオンや背景の質感も、不自然にならないよう完璧に復元しています。
STEP 2:A1サイズへの高画質化と「塗り足し」作成
背景素材を、AIアップスケーリング技術を用いて画質を劣化させずにA1正寸サイズ(300dpi)へ巨大化させました。 さらに、印刷時にデザインが欠けないよう、周囲3mmの「塗り足し」部分の背景をAIで自然に描き足して拡張しています。
STEP 3:CMYK変換と「シズル感」の維持
夜のネオンやスマホの光の表現が、印刷用カラー(CMYK)に変換した際に暗く濁ってしまわないよう、手作業でトーンカーブや特定色域の調整を行い、クリアで透明感のある色調を維持しました。
STEP 4:Illustratorでの再構築と入稿データ化
作成したA1サイズの高画質背景をIllustratorに配置し、お客様から支給された「本物のQRコード」を美しく再配置しました。
※QRコード下部に記載されていたシステム管理番号は、デザイン性を優先してトリミングし、スマホで確実に読み取れるよう周囲の白フチ(クワイエットゾーン)を正確に確保しています。
最後印刷会社にそのまま入稿できる「PDFデータ」として納品いたしました。

AI画像の「印刷・実用化」はお任せください!
AIで素晴らしいアイデアやデザインの原案ができても、「いざ印刷しようとすると解像度が足りない」「特定の部分だけ実在する写真やロゴに差し替えたい」といった壁にぶつかることは非常に多いです。
INOHARU DESIGN LABの『Seisho Ai』では、単なる作業代行ではなく、プロのDTPデザイナーの目線で「印刷してビジネスで使うための最適なデータ」へと再構築いたします。
「このAI画像、A1サイズのポスターにできる?」
「ここのロゴと文字だけ差し替えて印刷データにしてほしい」
そのようなお悩みがございましたら、ぜひお気軽に当サービスの「無料相談」をご利用ください。
専門知識は一切不要、丸投げで対応いたします!